本書のタイトル
『考える野球』を見て、というよりも
「駒苫の甲子園2連覇・準優勝、
そしてあの田中将大を
陰から支えた
男の考え方」
という“帯”につられて買った本。
帯にはさらに小さい字で
「ビジネスにも応用できる成功術!!」
とありました。
読んでみての感想。
うーん。
むしろ“野球を切り口に”書いた成功術であるだけに、何か中途半端な感じがしました。
野球という側面を持ち出さずとも、この著者であれば立派なビジネス書として内容を書き上げることができそうだというのが率直な感想。
逆に“帯”にあるような、田中将大選手に特化したような「これは!?」と思うようなエピソードは皆無でした。
『考える野球』
というタイトルでは、野村克也氏も著作があります。
野球についてのもっと深い洞察や、意外な着眼点、一流指導者ならではの裏話など、
そういうものをタイトルから連想してしまいがちですが、本書はそういった期待からは外れているといっていいと思います。
と、断言できるくらい、意外な発見がなかったのが感想です。
この本を
“自己啓発書”として読んで、最も心に引っかかった箇所は、
「目標」と「目的」は別物
という章でした・・・。
※追記
この本を含めて、過去に紹介した本は
別サイト:
Baseball Website by Maddog31でも、一覧にして紹介しています。
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